中古住宅の品質・性能を診断する、既存住宅インスペクター
住まいの耐震性を診断する、耐震診断士。建物に詳しいことはもちろん、建築基準法にも詳しい建築士が取得できる資格です。
診断は、床下から小屋裏、見ることができない壁の中まで調べます。調査は複数人で行い、検査機器を使った調査も行うので、建物の規模によっては数時間から、半日以上を要することもあります。
調査の中には建物以外に、敷地、川、ガケなど、宅地になる前の昔の状況を知るため、近隣住宅街も調査をします。
調査が終われば、構造計算を行い耐震診断をします。診断には部材の劣化度・材質、配置、構造などにより、新築よりも計算が複雑になる場合があります。
診断結果が出れば、その結果に基づき、耐震補強・耐震改修設計を行います。